Apple Vision Pro の日本発売に際して改めて思うこと
Apple Vision Pro が日本でも 6月28日に発売となります。599,800円（税込）からの価格とのことで、予想していた金額よりも少し安かったなあという印象でした。もちろんもっと安かったらもっと良かったのですが。
Apple Vision Pro 向けアプリの開発は以前より実験的に進めてきましたし、ほぼ日のハッカソンでは Vision OS 向けアプリのチームに参加してきました。
この「ほぼ日のハッカソン」で一番得をしたのは実は自分だったのかもしれないと今になって思えてきました。自分では所有していない Apple Vision Pro をほぼ日さんから借りて、ほぼ占有な状態で丸2日利用できたのです。ガツガツやったので、ハッカソンが終わった後はちょっと燃え尽きた状態になりました。
Apple Vision Pro についてはいろいろいじって結構満足してしまったような気もするし、改めて日本版を買っていじってみたいような気もします。
しかし、XREAL のアプリ開発に始まり、いろいろなデバイス向けに開発を進めてみて、思い至った点があります。それは僕自身もう少し XR デバイス向けの開発というものについてもっと基礎からじっくりと身につけたほうがいいのではということです。
確かに検索して ChatGPT とかに助けられて開発を進めていくという感じでアプリを作り上げることは出来ます。しかしどこか作ったものが空洞というか砂上の楼閣という印象をぬぐえません。例えば Web アプリならもう少し低いところから理解を進めてきたという実感があり、XR周りもきちんと足場を固めたいなと思ってきました。
今年も後半戦が始まりますが次の半年のテーマとして XR の基礎部分をもう少しじっくりと取り組んでみるというのを掲げたいと思います。
