visionOS 向け開発にむけて古い MacBook 12 でもできること
ドキュメントを読むとか既にあがっている記事を読むとかはもちろんできるわけであるが、そうでなくて開発自体をはじめておきたい。そのためにできることを進めてみる。
前回書いたとおり、僕が持っている MacBook 12 inch では visionOS 向け開発はできないようだった。
ちなみに Mac mini は結局買った。
カスタマイズをしたので到着はしばらく先になりそう。そこまで別のことをしていてもいいけど、やると決めたからにはやれることを進めておきたい。
考えているのは XCode で開発をするというのを考えているが、本命は Unity 上での開発だ。
僕が他デバイス向けに開発している XR アプリは Unity 製なので同じ開発環境が使えればいうことない。本命の Unity については今月末に Webiner があるようだ。早速申し込んだ。
ということで、現段階では基本である XCode 上での開発をやるわけだが、そもそもそれほど XCode を使った経験はない。一応 React Native でアプリを作成する仕事などをしたことはあるので一通り XCode を触ったことはあるがといってもビルドに使ったりどうしても XCode で書かないとといけない部分だけだった。
Swift を使った開発経験は皆無であり、そのへんのエコシステムから学んで行く必要がある。とはいっても学習を進めていくというよりは作るべきものを作りつつ、ついでに学習を進めたいというくらい。
visionOS 対応のコードは書けなくても Swift のコードは XCode さえあれば書けるので書き進めていくことはできそうだ。まずはアプリのロジック的な部分やユーティリティ関数ぽい汎用的なものを書いていくことにした。
幸い Swift にも npm のような Swift Package Manager というものがあり、独自パッケージを作成することもできる。つまりプラットフォームによらない部分の開発は進めていくことができる。
ということで独自パッケージを作成して、開発を進めてみる。まあ XCode 自体もうちの MacBook 12 inch では遅いわけではあるがこれは仕方ない。
npm init
的な感じで swift package init
にてパッケージの雛形を作成することも出来、おまけにテストコードの雛形も自動生成してくれる。ちょっとした関数を作成してユニットテストが通るところまでは進めた。
プライベートの GitHub リポジトリにアップしているので Mac mini が到着したらきちんと visionOS プロジェクトを作って取り込めるはずだ (勘違いしていたらまあ勉強になったということで糧にしていこう)