よりひろい フロントエンド
Author : Kazuhiro Hara
Author : Kazuhiro Hara
Mon Jan 12 2026

5年程使い込んだ Notion から Codex CLI を活かすため Obsidan へ移行した

Obsidian の画面

Notion には大変お世話になった。5年近く使っているともはや空気のようであり、朝起きるとまずは Notion を開くくらいに自然と生活の中心にあった。ではなぜ移行をしようと思ったか。それは自分に起きている環境の変化によるところが大きい。

Notion AI というのがある。これはこれで素晴らしいものだが、ちょっと前に ChatGPT の Pro プランというものを契約した。これは ChatGPT 自体の強化のほかコーディングに使える Codex CLI も強化されるプランで、月 $200 かかる。結構な出費だが、自分は OpenAI の方向性に賛同しているのでここにがっつりお金をかけようと思っているのだ。

ただ、そうなってくると Notion AI を使って何かをするというのは2重に何かを契約している感じになってしまう。おまけに $200 の ChatGPT Pro はすごいのでなるべくこれでいろいろなことをやりたい。となってくるとノートやタスクの管理もローカルの環境でできたほうがいいかもしれない、という結論に至った。

Notion からの移行自体はインターネット上に先人が結構いろおられて、苦労するところはあるだろうが移行自体はできるだろうということは予想ついていた。問題は習慣の移行である。

朝起きてすぐに Notion を開くくらい自然につきあえるようになっていたツールが、環境が変わってもそのまま習慣を維持できるものだろうか。どんなにいいツールであっても使わなくなってしまえば何の意味も持たなくなってしまう。その点については続いてくれることを願うばかりだが、とりあえず Dock の一番使う位置に Obsidian のアイコンを配置したりした。今の所は続いている。

Notion からのインポート

Notion からのノートのインポートには公式プラグインの Importer を利用した。以下のリンクに詳細が記載されているが、手順としてはファイルベースでの移行を行っていて、Notion 上からエクスポートを行い、それを Obsidian に取り込むという手段をとった。API 経由にしなかったのは、ファイルベースで書き出してありさえすれば、うまくいかなかったときは何度でもやり直せるが API 経由だと解約するとアクセスできなくなってしまうからだ。

大枠としてインポートは問題なかったが、移行の際に3つほど面倒があった。

Daily ノートの移行

2021年2月3日から Daily ノートは書いているので、かれこれ5年くらい書き続けていることになる。ただし見返したところ2021年の前半は書いていない日もあり、まだ完全には習慣化ができていなかったようだ。2021年の後半ともなれば毎日タスクなどの記載があり、習慣づいていることが確認できた。これは大変な財産だと思うので AI による分析とかもそのうちしてみたい。

この Daily ノートは習慣化と大いに関係がある。まず Notion の時は1週間分のテンプレートみたいなものを用意しておき、そこには大まかな定型化された週の予定があらかじめ作ってある。これを日曜の夜に次週分作成し、細かな次週独自の予定を書き込んで使うのだが Notion のデフォルトでは曜日ごとに定型化された予定を自動生成する機能がない。そこで Templater を使って生成した日が何曜日かによって挿入される内容を変えることにした。これについてはどこかで解説できればと思う。

Study ノートの移行

もう一つの移行大変項目は Study という名前以下で管理していた主に学習用のログだ。内容は知らなかったことで、検索や書籍などで見知ったことをどんどん書いていくという使い方をしていたもので、カテゴリごとにノートを分けている。これがカウントしたら216カテゴリあった。たとえば「visionOS」「A11y」「Figma」「Rust」なんていう感じでカテゴリが続いており、「日本語教育」「マイナンバー」なんていうノートまである。

これが移行の際にちょっと問題になった。Notionは入れ子のノートというのを作ることができ、多くなりすぎたカテゴリについては入れ子でアーカイブを作っていたのだが、これを単純にインポートするとフォルダにならずにそれぞれが Markdown ファイルになってしまう。そんな時に出番なのが Codex CLI だ。ローカルにファイルがあることで、ファイル名から拡張子を除いたフォルダ名を生成して、その中にファイルを移動するというのを Study 以下全部に適用するなんてことは自然言語だけでできてしまう。Obsidian にしてよかったと思う瞬間だった。

Url データベースの移行

Notion にはデータベース機能があり自分も利用していた。主な用途は Web のブックマーク機能としての用途だった。ブラウザの拡張機能からメモっておきたいサイトを Notion のデータベースに記録することで Notion 内で情報を管理していたのだが、これを移行するには Obsidian 上でちょっとした工夫が必要になった。Obsidian にも Base という機能があり、特定のフォルダ以下の Markdown ファイルのメタ情報を読み取ってデータベースのように扱う機能がある。これと連携させる形で Obsidian 上でのデータベースを維持できるようになった。

その他の細かな部分

Notion では結構折りたたみが可能なリスト「> 」を多用していたのだが、Obsidian には対応する要素がない。Markdown なので仕方ないのだが。これは通常のリストとしてインポートされるのだが折りたたみ可能なリスト内にコードブロックがあったときは Obsidian 上で表示ができなかった。インデントのカウントがおかしくなるようだ。この部分は手書きで修正する必要があったが、今後はこういったツールを使うときもなるべく素の Markdown でどう表現するかという部分を基準にコンテンツを作っていこうと思う。ファイル形式になってさえいればいろいろと汎用性がある。

AINotionObsidianWork

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