よりひろい フロントエンド
Author : Kazuhiro Hara
Author : Kazuhiro Hara
Tue Apr 16 2024

DIST.43 「Web制作の現場のためのAI活用術」に登壇しました

4月12日金曜日、中野セントラルパークにて DIST.43 が開催されました。今回のテーマは実務で使っている AI の活用術。僕は「英語仕事で地味につかうChatGPT」という題で登壇してきました。

DIST はイベントページによれば「職種や技術の垣根を越えてWebに関わるすべての人を結ぶクリエイティブコミュニティ」です。結構大規模に会場準備とか行われてて、コロナ禍以降、こういう勉強会減ったよなあと感慨にふけっていました。

イベントのことは随分前から知っていたのですが、場所が中野とかあっちのほうなので、なかなかうかがう機会もなく今日に至ってしまってました。住んでいる千葉県とは真逆の方角。

ひょんなことから登壇依頼をいただいて、前から行ってみたかったということもあり、初参加。イベントの概要文を引用してみます。

世はまさにAI時代。新サービスの使い方からプロンプトのコツまで、AIにまつわる情報が溢れています。一方で、私たちWeb制作の現場で働くエンジニア、デザイナー、ディレクターたちが、実際の仕事にAIをどう活用できるのか、手探りをしています。

さまざまなツールやワークフローであらゆる業務改善・効率化をしてきた私たちにとって、仕事がなくなる不安よりも、AIによって見えてくる新しい世界への期待感の方が強いはずです。

DIST.43では、Web制作の現場で働くみなさまをお招きし、いま実務で使っているAIの活用術を語り合います。AIをバリバリ使っている人も、まだ興味段階の人も、他の人がどうAIを使いこなしているのかを是非ご覧ください!

僕は一番オーソドックスな ChatGPT と英語というありふれた内容でのプレゼンです。

ChatGPT と英語という組み合わせを使っている人は全 AI 利用者の中でもかなりにのぼると思いますが、テーマは実務で使っている AI の活用ということで、実際に仕事で使っている雑感的な話になります。

例えば英語がメインで使われる仕事をする人というのは、それなりに TOEIC 的な点数が高かったり、多少は話せたりなんて人だと思われますが、僕は全然そんなことはなく、しかし自分の挑戦としてそういった環境に飛び込んでいった感じです。

今の時代、英語が得意でなくても AI の力を借りることでなんとか仕事を進めていくことが出来るものです。おそらく10年前なら同じ挑戦はできなかったでしょう。

たぶん、英語を使った仕事を続けるうえで重要なことは3点あると思っていて、

  • 日々発生するいろいろなコミュニケーションの局面を切り抜ける
  • 必要な情報を入手し、伝えるべき情報を伝える
  • 得意でない英語を日々の仕事の中でちょっとずつでも高めていく

これらを AI と二人三脚で乗り越えていくことが英語できないマンとして大事なことだと思っています。

もちろん、お金があれば翻訳する人やコーチとかをつければいいわけですが、そもそもお金があったら働いていないので手持ちの少ないカードでどうサバイブしていくかということが重要になるわけです。

短い時間の中で自分なりの工夫の代表的なものを述べてみた感じですが、一番のキモとしては、 AI を先生として扱う という部分でしょうか。なので、あまりツール的に使うような、プロンプトを多用するようなことはやってません。

スライドはこちら。みなさん、AI とも仲良くやりながらこの時代をサバイブしていきましょう。

Dist.43.英語仕事で地味につかうChatGPT 配布版

Dist.43.英語仕事で地味につかうChatGPT 配布版 - Speaker Deck

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いろいろやっている自分を一言で表す言葉として「より広いフロントエンド」を思いつきました。このサイトではこの言葉を中心に ウェブ、XR、UI デザイン、バックエンド、インフラストラクチャーやその周辺のことを興味の赴くまま広くディスカバリーしていきます

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