visionOS TC ステージには立たないけど、伝えたい VR180 のいま
日本発の visionOS の専門カンファレンス「visionOS TC」が 12月6日から7日にかけて行われる。それに先立ちカンファレンスに登壇したい人に向けた登壇募集が行われており筆者も応募したものの、残念ながら LT が補欠採択という形になった。というわけで、どんなことを話したかったのかを書いてみる。
この内容で興味を持った勉強会があれば張り切ってトークしに行きますのでよろしくお願いします(資料は当日までに出来ている想定であり、もちろん謝礼が必要とかもないのでぜひご検討いただきたく)
一応補欠ということで万が一にも何かしらの問題が発生した場合は登壇する予定なので、どんな方向性の話をしたかったのかという点のみを今回は書いていく。
Dual Fish レンズを買ったもののわからないことだらけ
Vision Pro を買ってとにかく群を抜いていると思ったのは VR ビデオの綺麗さだった。Apple TV には本数こそ少ないものの面白い番組がアップされており、自分でも撮ってみたいと思うのも時間の問題だった。
そんなわけで一連のエントリ
- VR カメラとしても使える (かもしれない) Canon EOS R50 V を購入
- RF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYE を購入して空間ビデオで苦戦し始める
- visionOS向けアクセサリ (PS VR2 コントローラや Muse) ワークショップに参加
- 運命の流れによって EOS R5 Mark II を買ってしまっていた
で挑戦しつつ今に至るのだが、例えば Canon の VR180 レンズなんかは数年前に発売されているわけで、当時いろいろな情報がアップされていたのだが、やはりちょっと自分には専門的すぎて正直難しいなと思っていたりした。
改めて最近の情報を調べてみるといろいろと新しい動きがある。APMP (Apple Projected Media Profile) をとりまく環境は Canon のユーティリティにもきていて、ある時期のアップデートによって書き出しに対応したり、 Vimeo の対応なんかの動きもある。他にも初心者の人が VR180 動画を扱う上で便利な機能が新しいモデルには搭載されていたりすることもわかってきた。
そこで、話は Canon が中心になってしまうけど、今どきの(特に今からはじめるような人向けの)動向をまとめてみようと思ったのが今回の発表想定内容というわけである。少なくとも自分には最初知れたら良かった内容だと思っているので興味があれば呼んでください。
イベント自体は、6日の会場は「Abema Towers」そして、7日の会場は「Apple Japan CafeMacs」となるそうで、まだチケットなどは買えるようなのでぜひ参加してみよう。
