よりひろい フロントエンド
Author : Kazuhiro Hara
Author : Kazuhiro Hara
Tue Jun 17 2025

WWDC25 Recap for Spatial Computing に参加してきた

イベントの様子

6月16日月曜日に虎ノ門ヒルズにて「WWDC25 Recap for Spatial Computing」というイベントが行われ、参加してきたのでそのレポ。

千葉に住んでいる身としては、東京の中央より東よりでイベントが行われるとすごく嬉しくて参加するのだが、今回も立地的には渋谷ほど遠くなかったためありがたく参加した。会場となったのは TOKYO NODE LAB。すごくおしゃれな会場だ。今後ここでハッカソンなどの計画もあるという。楽しみに待ちたい。

当日は懇親会でドリンクなども振る舞われ、イベント運営の大変さを知っている身としては本当に主催者さんに感謝感謝なイベントだった。運営の皆様おつかれさまでした。

今回は WWDC25 の Recap それも Spatial Computing に特化した内容ということで、これはぜひ聞かなければという感じ。WWDC25 は僕も応募はしたものの、落選したのだった。はじめて応募したので、今後何度か挑戦していきそのうち当選すればいいなと思っている。

円形の社屋で有名な Apple Park は一度中に入ってみたいなあと思っていたので、特に中庭の写真とかこんな風にイベントが行われたのかみたいな写真が見れてよかった。いつか行ってやろう。

肝心の発表内容は、一応前もってキーノートとかは見ているのではあるものの、細かな部分では自分の理解が足りていない部分が多く、それぞれのトピックで噛み砕かれた内容となっていたことが復習になった。上級者な人は物足りなかったかもしれないが、自分的にはちょうどよかった。

空間コンピューティングに魅力を感じているけど、Apple ではそっちをいきなり作るという方向性とは別に既存のものを AI の力なりなんなりで空間コンピューティングのほうに持ってくるというアプローチもさかんにしていっているそうで、確かに新しく作るだけじゃなくて既存の膨大なコンテンツ資産をいかに空間コンピューティングの世界に持って来れるかってのも大事だよなあと思った。

今回は本編は1時間くらいで、その後懇親会となった。長めに懇親会の時間がとってあったのはよかったと思う。結構 visionOS 界隈は狭くて、別のイベントで知り合いになった人が、また別のイベントで再開するなんてことはしょっちゅうだ。

特に4月に VisionDevCamp Tokyo をやったことでかなり知り合いが増え、登壇された方々も審査員をお願いした方だったりして改めてご挨拶させていただいたという感じ。

Even G1 をかけていった

ちょっと visionOS とは逸れるが、会場までの電車、そして会場までの移動、そしてセッション中はずっと Even G1 をかけていた。ちなみに、Even G1 は Even Realities 社が出しているスマートグラス。

イベント中も Even Realities の話題が出ていたので、その流れで懇親会でも Even G1 の話をしたり、別のスマートグラスの話をしたりなどで盛り上がった。個人的には Apple もきっといつかスマートグラスなタイプを出すのではと思っているが、Apple の人と話した感じだと Apple が今持っているコンセプトとは真逆な感じなようで、世の中どうなるかわからないことを鑑みて自分としては期待して待っていようと思う。

いろいろな人が Vision Pro を使っていろいろなビジネスをしていきたいと思っているものの、しかし先行きが読めず、他のデバイスについても研究をしていっているという感じがすごくあった懇親会だった。

僕もいろいろな迷いの中、いろいろなトライをしている。そんないろいろをやっていくぞという意味で「よりひろいフロントエンド」というタイトルで活動しているのは間違ってないぞと思った夜だった。

AppleSmart GlassvisionOSXR

Share

About site

「よりひろいフロントエンド」はじめました

いろいろやっている自分を一言で表す言葉として「より広いフロントエンド」を思いつきました。このサイトではこの言葉を中心に ウェブ、XR、UI デザイン、バックエンド、インフラストラクチャーやその周辺のことを興味の赴くまま広くディスカバリーしていきます

About Me

カンソクインダストリーズのロゴ

「よりひろいフロントエンド」運営元 カンソクインダストリーズ では、フロントエンドを中心によろずご相談お受けいたします。お気軽にお問い合わせください。