よりひろい フロントエンド
Author : Kazuhiro Hara
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Tue Jan 21 2025

JetBrains Fleet は visionOS 向けアプリの開発にも使えるか検証

JetBrains は以前、AppCode という製品を出していた。これは iOS や macOS 向けの IDE だが、2022年12月14日をもって販売は終了されているとのことである。

かわりに現在は JetBrains Fleet が代替製品として公式には案内されている。

実際、Fleet では、Swift ファイルを読み込んでコーディングのサポートを受けることができる。

手元の iOS プロジェクト (チュートリアルの Landscape) を読み込んでみると、ビルドさせることができた。

Fleet で iOS をビルドさせてみた画面

この場合、ビルド時のシミュレータに iOS を選ぶことができ、ビルドも行える。

Fleet でのビルド先指定画面

しかしながら visionOS 向けのプロジェクトをビルドさせようとすると、シミュレータが見つからない旨の表示が出る。この状態でも Swift のサポートを受けることができるのでコーディングのみをやりたいのであれば、作業はできる。

Fleet では visionOS をターゲットに選べなかった

いろいろ調べていくとどうも現時点では visionOS 向けのビルドは出来なそうだ。関連していると思われるチケットを見つけたので貼っておく。

Fleet は結構使い勝手がいいので、こちらでも visionOS アプリを開発できるようになったらいいなと夢を見つつ、今後も動向をウォッチしていこうと思う。

FleetiOSvisionOSVision Pro

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いろいろやっている自分を一言で表す言葉として「より広いフロントエンド」を思いつきました。このサイトではこの言葉を中心に ウェブ、XR、UI デザイン、バックエンド、インフラストラクチャーやその周辺のことを興味の赴くまま広くディスカバリーしていきます

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