よりひろい フロントエンド
Author : Kazuhiro Hara
Author : Kazuhiro Hara
Sun Feb 16 2025

iPad を辞めて、しばらく買い替えない生活にしてみる

iPad Pro を買ったのは2018年のこと。Apple 製品はじっくり付き合うと本当に長持ちするなと思う。そろそろ買い替えようと思って現状の iPad を初期化してみたところから寄り道がはじまった。

初期化をしてみると手元に使える iPad はなくなる。現実には古い iPad とかであればあるがこれらは使えるような状態にはなっていない。Android タブレットもないので、現役のタブレットは一つもないという状態になった。

厳密に言えば Kindle Oasis があるので、まああれをタブレットと呼ぶかどうかはわからないが Kindle ならある。ただし、Kindle デバイスは iPad で行っていたようなことは何もできない。YouTube も見れないし、Twitter もできない。Slack だって見れない。さらに厳密に言えばブラウザが一応搭載されているので頑張れば見れるかもしれないがそれをすることはなさそうである。

ということでタブレットがなくなり、タブレットを使って過ごしている時間がぽっかりと何もない時間になった。次買うとしたら iPad mini かなと思っていたが、ない状態というのも面白いものでそのまま続けてみたくなったのだ。

このところ、日常生活で iPad が占めていた時間はかなりものになっていた。

情報の取得やタスク管理なんかも iPad でゆったりとやるのが日常だったし YouTube でいろいろなビデオをチェックするのもそうだ。おまけに各種雑誌を Kindle Unlimited でみるというのも結構大事な時間だった。

タスク管理はちゃんとやろうと思ったらキーボードがあるデバイスがいいのだが、iPad でキーボードをつける気にはならず、MacBook で作業するということになる。iPad を使うとどうやら Mac を触ろうとする気力を吸い取られるらしく、どんどん MacBook から離れてしまっていた。

MacBook を嫌いになったわけではない。特に最近 MacBook Air の新しいものを買ってわかったのだが、MacBook のほうもかなり iPad に近づいている。コントロール系のウィジェットやいろいろなものの起動の速さ、そしてバッテリー持ちの良さ、スリープからの復帰の素早さなどは感嘆した。

iPad が生活からなくなった状態でぽっかりできた時空間には MacBook が滑り込んできた。ミュージシャンが常にギターを持っているみたいな告白があるが、MacBook を常に持っているみたいな状態である。MacBook を持っている状態になって一番よかったことは、今までと同じ使い方をしつつ、側でまったり作業もできるということだ。

iPad だと完全に観るモードになってしまうが MacBook だとそこまでいかないモードになれるという感じ。Mac 版の Kindle も利用頻度が高くなってきた。広めのカラーのデバイスで雑誌を読むとしたら MacBook しか今はないからだ。

そんなこんなでちょっと気が向いたら新しいものを触ったりすることをしたりして、作業するみたいな敷居が少し下がったような気がする。iPad のように MacBook Air を使うというのが気に入り始めている。

iPadMac

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