visionOS向けアクセサリ (PS VR2 コントローラや Muse) ワークショップに参加

六本木の Apple にて10月28日火曜日の午後1時から午後4時に開催された「最新のvisionOS向けアクセサリとメディアデバイスの詳細」ワークショップへ参加してきた。ワークショップでは実際にさまざまなデバイスを Vision Pro とペアリングし、 Xcode でサンプルを動かしたりして、デバイスとの連携を試すことができた。
ちなみに写真は最近のイマーシブ出張セット。Vision Pro と VR180 カメラセットと MacBook Air を一度に運べるのでなかなか気に入っている。
ワークショップ会場に置いてあったデバイスは以下
- PlayStation VR2 コントローラ(左右)
- PlayStation 5 ワイヤレスコントローラ
- Muse for Apple Vision Pro
- Canon EOS R5C + RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE
- Insta 360 (の何か)
- もう一つアクションカム何か
最後の2つは触らなかったので、詳しい情報はないけど他の参加者の方はこれらを持って外に撮影しに行っていた。
ちなみに僕は
- MacBook Air M3
- Vision Pro M2
- Canon EOS R5 Mark II + RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE
を持参していったので、カメラのほうはそれほど気にしていなかった(とはいえ R5C の実機を見るのははじめてだったので興味深く触った)
PlayStation VR2 コントローラ(左右)
これは最近発表された目玉サポートの一つ。PlayStation VR2 のコントローラが Vision Pro でも使えるというもの。以下のリンクは会場で試したサンプル。
手順としてはまずは Vision Pro と VR2 コントローラを接続し、あとはサンプルコードを Xcode 上で実行するだけですんなりといける。ただし VR2 コントローラは L と R 両方の Bluetooth 接続が必要な点に注意。
サンプルはテニスボールを持っている状態で始まり Volume エリア内から的となっている缶に向けて手を振ることでボールを投げることができるというもの。ハンドトラッキングに慣れていない人向けにはこっちのほうがわかりやすいと感じた。コード上では独自のドライバやライブラリなどを入れる必要がなく、実装することができそうで良い。
また、VR2 コントローラはカーソルなどを使って Vision Pro のメニュー操作なども行うことが出来、普段使いとしても使えそうな気配がある。
Muse for Apple Vision Pro
こちらがもう一つの目玉である「Muse for Apple Vision Pro」の実機体験。こちらも自分の Vision Pro とペアリングして Xcode でサンプルを動かすところまで体験できた。
Muse for Apple Vision Pro はちょっと慣れが必要なデバイスだ。サンプルは空中に浮かぶ立方体に対して削ったり、形状を追加したりいろいろと変形をさせることができるもので、ペンならではの操作感覚が味わえる。こちらも新しいSDKを入れたりする必要はなく実装をすることができる。
その他
最近 VR180 動画にハマっているので、それをローカルの HTTP サーバでホストした場合のうまく再生されない問題について質問をしてきた。これについてはいろいろ教えていただいたことがあるが、まだ全部を試せていないので、完了次第またエントリを書く予定。
家には PlayStation VR2 がなぜかあるので家で試すということでもよかったが、Muse は本当に実機を触ってみないとわからないことがいろいろあるし、触った上で湧き上がってくる疑問というものもある。なので、今回のワークショップで実機を触れ、なおかつ自分のデバイスにて使ってみたというのは貴重な機会だったと思う。そして Muse たぶん買う気がする。
