headlessCMS な Directus のはじめかた
Directus を始めるには、3通りの方法がドキュメントに示されている。一つは Directus Cloud を使う方法。そして残りの2つはセルフホスティングをするという方法で、開発者寄りの始め方となる。
Directus Cloud は申し込みをすれば始められるとして、実際ローカルで実行して挙動を確かめたいという人にはローカルで始めるのをおすすめする。
ローカルで Directus をはじめる最も手軽な方法は Quickstart Guide にある Docker コマンドを実行することだ。
本当にシンプルに試してみるだけなら記載されている Docker コマンドを実行すればいいが、コンテナ管理上 name オプションをつけておくとコンテナ名がよくわからないものにならず削除するときも楽だ。
docker run \
-p 8055:8055 \
-e SECRET=replace-with-secure-random-value \
--name <コンテナ名> \
directus/directus
上記の方法で Directus を起動した場合は起動時に以下のようなログがターミナルに出力される。これが初期アカウントなので見逃さないようにしよう。
[01:04:22.687] INFO: No admin email provided. Defaulting to "[email protected]"
[01:04:22.689] INFO: No admin password provided. Defaulting to "XXXXXXXXXXXXXX"
ただし、もうちょっときちんとローカルで動かしたいと思ったら以下のドキュメントに記載されている Docker Compose File を作成する方法をおすすめする。
こちらを使うと管理アカウントや各種データベースの設定を docker-compose.yml
上で行える。
もう一つは npm ベースの方法だが、こちらはよくある CMS のインストール方法に近い感じだ。ただし、ドキュメントに記載がある通り Directus は Docker での運用を推奨としており Docker を使えない環境において利用するくらいがいいかもしれない。
Docker is Recommended
While this method works and is maintained, it is not recommended. Docker removes environment-specific quirks that can lead to Directus not running properly in some contexts.
Running Directus without Docker may result in errors as a result of environment-specific characteristics. In such a case, make sure you have the required system dependencies for isolated-vm, sharp, and argon2 installed.
では、楽しい Directus ライフを!