いまどきの確認用途向け Android はどれがベストバイか
これまで Windows と macOS を行ったり来たりしながら生きてきたが、同様に iOS と Android も時期によって切り替えて使ってきた。そして現在 iOS 端末がメインとなっている。
Android は手元に Sony の XZs SO-03J があり 2018 年に購入したものである。そろそろモダンな Android OS が入った状態の機種を入手しておきたいと思いはじめた。
まず、この記事は普段使いのデバイスを Apple 製品で固めている人向けである。そもそも Android メイン使いの人は最新の Android 機種を買うであろうからそれで話は終了だ。普段使いをしないという場合、つまりは仕事での確認用とかが主な利用用途になるのだが、なるべくならお金はかからないほうがありがたい。
Android を確認用として使う場合はなるべく標準と呼ばれるようなものが良いと思う。画面比率が変則的であるとか、折りたたみ式であるとかいうものは、所持欲をそそられるもののリファレンス端末としてはちょっと特殊だといえる。
ということで、単にリファレンス端末ということでまず検討することになるのは Google が設計・販売している Pixel シリーズである。お金にある程度のゆとりがあるとか、ある程度この機種が欲しいというものがあれば該当する Pixel を買えばいいので話は終了だ。
さて、特に欲しい Pixel がないという場合はどうだろう。かかる費用はなるべく低い方がいいとして。ただやすいだけで考えた場合、もう最新の OS を入れることができなくなっているほど昔の端末ではこまる。そこである程度現役であるということが条件になってくるのだが、参考情報として以下のヘルプがある。
このヘルプを参考にすると、まず検討をしたいのは Google Pixel 8 以降だ。これ以降であれば販売発売日より7年間のアップデートの提供が約束される。Google Pixel 8 系は整備済み品を買うとすると Amazon では4万円台後半から6万円台で販売されている。この出費感でいいと思えれば、8系以降を購入するのはいい選択だと思う。
Google Pixel 8 の販売日とアップデート提供期間から考えると2030年までのアップデートが約束されているわけだが、変化の早い世の中で2030年というのはずいぶん先の話で、世界がどうなっているのかすらわからないし、下手をしたらこの職業自体なくなっているかもしれない。
そんなに先までサポートされていなくてもいいということであれば Google Pixel 6 系がおすすめだと思っている。実は今回購入したのは6系である。例えば 6a だと2027年までアップデート提供があり、なおかつ整備済み品であれば2万円台半ばから購入が可能だ。これくらいの値段であれば、気軽に購入できる価格感ではないだろうか。
今回購入したのは、Google Pixel 6a だったが、最新の Android までアップグレードをすることが出来、価格も安かった上、処理速度もそこそこでストレスがない感じだった。今後 OS がアップデートして少し遅い感じになったとしても、それはそれで遅い端末としてのシミュレーションができるからありだと思う。