scheme が見つからなくてももう安心な Seiro MCP v0.2.2 リリース
本当にちょっとしたアップデートなんだけど inspect_xcode_schemes というツールを追加した。これは今まで Codex 側のよしなに scheme を指定してもらうやり方だと scheme が見つからなくてエラーになるということが起きたり起きなかったりしていた件を改善するツール。
リリース自体は以下。
scheme が見つからない時とかこのツールを通じて確認してもらうことで、確実にビルドを実行できるようにしている。
また、同時に config.toml に新しいキーを追加している。 [visionos].default_project_path というキーで、プロジェクトのパスを指定する。もし指定しない場合はカレントディレクトリがパスになるのだけど、例えば一つ下の階層に Xcode プロジェクトがあるなんてことがあり、その場合はここに指定をしてあげることでビルド対象とすることができる。
こんな感じ。
config.toml
...
[visionos]
allowed_paths = []
allowed_schemes = []
default_project_path = "/path/to/your/project.xcodeproj"
default_destination = "platform=visionOS Simulator,name=Apple Vision Pro"
required_sdks = ["visionOS", "visionOS Simulator"]
xcode_path = "/Applications/Xcode.app/Contents/Developer"
xcodebuild_path = "/usr/bin/xcodebuild"
max_build_minutes = 20
artifact_ttl_secs = 600
cleanup_schedule_secs = 60
...
小ネタ
Xcode も先日公開された 26.3 にて MCP サーバ機能が搭載されたり AI 統合も行われた。Xcode をメインに使うのであれば純正の IDE 上で AI を使うのがいいと思うのはそうだとして、MCP サーバとして使う分にはひょっとしたらまだ Seiro MCP のほうがいい部分もあるかもしれないと思い Codex に聞いてみた。(Codex による忖度はきっとある)

ちなみに、Xcode MCP を使う場合は当然のことながら IDE で該当プロジェクトを起動している必要がある。検証もしてみたのだが、やはりそうらしい。

Seiro MCP ではプロジェクトを開いている必要も Xcode を起動している必要もないため、この部分ではまだ有利といえるかもしれない。
雑記
よく考えたら config.toml という名前はバッティングしやすいからやめるべきだと思い始めた。ということで seiro-mcp.toml になるように改修しようと思う (ということでどんどん改修ポイントが思いつくのであった)
ただ、何も最初から config.toml にしようと思って始めたわけではなく元々は codex の設定ファイルに書く前提にしたところからこの名前になってしまい、その後利便性を求めてプロジェクト直下におけるようにしたというのが経緯なのだ。まあその時に変えればよかったのだけど、そこまで頭が回らなかったのは事実。
しばらくはどちらのファイル名も使えるようにしていこうと思う。
