紙の手帳をついに使わなくなってしまった
ここ数年ずっと紙のシステム手帳を使っていて、その後スリムな1週間単位で記録できる「ほぼ日手帳」を使っていたのだけど、ついに使わなくなってしまった。その心境の変化を書いてみる。
システム手帳を使い始めたのは2019年以降で、つまりフリーランスになった後。時間を割としっかりとつける必要があったためだ。それ以前はオンラインでなんとなくつけていたのだけど、紙手帳復活ということになった。理由の一つに電子メディアを持ち込むことが難しい現場に関わっていたことも多分にあると思う。
その後、紙の手帳による記録は習慣化していき、ストレスない運用になった。革の手帳にするとなんだか大人になった感を感じられてよかったのだ。そんなこんなで今年の頭にシステム手帳から「ほぼ日手帳」に変えてからもしばらく続けていたのだけど、ある日を境につけるのをやめてしまった。
ひとつには、Google カレンダー + Notion による自分用のタスク管理環境が一応の完成をみたということも結構大きい気がする。当たり前の話だろうけどオンラインで済むならスマホさえあればいつでも記録できるのだ。
紙が不便だったという点をあげればきりがないのだが、よかった点もある。
一日が終わった後に PC の電源を落とし、手帳に日々の記録をつける。この時間はなかなかいいし、今の時点でも代替手段が見つかっていないくらいだ。電子ペーパーにすればこの感覚を味わえるのだろうか。