帰ってきた Web デザイントレンドセッションのたのしみかた
ここ何年か仕事で忙しくていろいろキャッチアップできてなかったなあという方、若い頃にはいろいろ見てたけどトレンドからは遠ざかってるなあという方はご参加いただくだけでいろいろなキャッチアップができると思うけど、みどころはそれだけではなかったりする。
前回、特典の話を書いた。
今回は、Web デザイントレンドセッション本編以外のセッション中の楽しみ方の紹介をしていく。
みどころ 1 : 出演者紹介のスライド
みどころの一つと言えるのが、出演者紹介のスライドだ。これは毎回矢野さんにお願いして作っていただいている(オーダーみたいなのは特になく、したがってどんなものがあがってくるかというのは僕もわからない)。ある時はスターウォーズのパロディだったり、君の名はのパロディだったり、はたまたトレンドのスタイルをモチーフにしたり。
今回は珍しく出演者紹介のスライドが先行公開されている。
どんなコンセプトなのか、どうやって作ったのか。いつもは冒頭の一瞬で流れてしまうが、ちょっと聞いてみようと思っている。
出演者紹介のスライドもそうだけど、トビラスライドも毎回いろいろとトレンドを盛り込んだ作りになってたりする。例えばトレンドカラーを使って作ったり、トレンドの形状を利用したりなど。今回はどんな感じになるか、これは当日一緒に確認しよう。
みどころ 2 : ぐるぐるめぐるトレンドをめでる
Web デザイントレンドセッションは、毎回新しいものを紹介していこう、とか斬新なものばかりを紹介していこうというタイプのセッションではない。なので過去何度も流行ったようなスタイルだったり、今年もまだこの傾向つづいているのかみたいなことも結構ある。調べてみた結果そうだったのだからそのままやるという感じだ。
セッションは原の目線のみで構成されているわけではなく、出演者全員のそれぞれの視点を総合して成り立っている。だから僕自身、セッション近くなるまでどういったものを取り上げることになるのかわからないのだ。そんな感じだと依頼する側もどういうアウトプットが出てくるのか不安だろうと思うが、その時が来るまでわからないので仕方がない。
今年の Web デザイントレンドセッションは「帰ってきた」とついているように、久しぶりの開催であり、前回からだいぶ日が空いている。なので今回はその後から今日までのトピックをまるっといれることにした。
たまに、ずーっと見続けていて飽きないのですか?とか言われることがある。確かにそこそこの量程度では飽きる時が来ると思う。しかし何年と続け、10年も超えてくると、飽きるとか同じように見えてくるとかそういうものはとっくの昔になくなってしまい、いまでは何周もしていることがまるで四季の変化のように楽しむことができている。
春に飽きることがないように、リニューアルによるちょっとした移り変わりも旬の楽しみとして、毎年のように訪れる小さな違いを通じて日本や世界の豊かさを感じることができるというのもこのセッションの魅力の一つだろうと思っている。
まあ、このセッション自体の老成化が進んだという見方もできるけど。
みどころ 3 : ショートコラム「目」を楽しむ
Web デザイントレンドセッションは多くの場合短くても1時間以上、長いと2時間とかになったりする。サイト紹介が延々と続くと単調な繰り返しでだれてしまうというもの。そこでかなり初期の頃から各出演者によるショートコラムコーナーを設けている。
だいたい5分くらいの内容で、紹介したトピックからは漏れてしまうような事柄を独自の視点で紹介していくというものだ。これも開催ちょっと前まで他の出演者の「目」はわからないし、どんな内容なのかは当日までわからないので僕自身非常に楽しみにしているコンテンツだったりする。
ということで、まだ若干名参加枠があるようなのでぜひ。